Policy
開発方針
私たち勝田化工の研究開発は、顧客満足を第一とした開発が基本方針です。
ニーズを満たすことはもちろん、徹底した品質と安定供給を心掛け、開発品を採用して頂いた後のフォローアップも欠かしません。
Field
開発分野
ポリ塩化ビニル安定剤分野
パイプや電線、窓枠などの建材から食品ラップや水道ホースなどの日常用品まで、幅広く使用されているのが「ポリ塩化ビニル樹脂」です。
単独では使用が困難とされるポリ塩化ビニル樹脂に、我々が製造する安定剤を使用することで、熱成形に耐えうる耐久性と加工性を付与することが出来ます。
安定剤の主要成分は、バリウムや亜鉛などの金属塩で、用途により使い分けられます。

ポリオレフィン分野
日常で目にするポリ袋や食品トレーなどは、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂から製造されます。
我々が製造する樹脂添加剤は、成型安定性や加工性を付与する効果をもたらします。
添加剤の主成分に使用している特殊金属塩も自社で製造しており、開発から生産までを一貫して行うことができます 。

有機合成分野
シンプルな反応から複雑な合成まで幅広く手掛けております。
化学的な知識や技術を深めて、新しい物質を作り出すことで、さまざまな分野において貢献できるチャンスがあります。

有機金属塩化合物
金属塩化合物は安定剤や樹脂添加剤に用いられます。自社で製造することにより安定した供給と品質を提供することが出来ます。

有機リン化合物
有機リン化合物は塩化ビニル樹脂用安定剤として用いられます。高い効果を発揮し安定剤として非常に重要な化合物です。
Process
開発の流れ
安定剤調合
コストを含めたお客様の要望に合わせた安定剤試作を行います。求められる性能を満たすために何種類もの原料を配合し液状や粉末の安定剤を作り上げます。

試作機評価
試作した安定剤を試験機により評価を行います。塩化ビニル樹脂はさまざまな製品になるため、用途により試験内容を変更しながら評価を行います。

生産
実際の製品がお客様に採用されると量産化を行います。ラボと現場との相関性の確認や、品質の担保を行いながら製品を作り上げます。安定供給をするためにも各部門と連携しながら製品化を進めていきます。
