Testing
Machine
各種試験機のご紹介

ロール試験機
試作した安定剤を樹脂に練りこみ、シート化するために使用します。
勝田化工にはこの試験機が8インチロールと6インチロール、4インチロールの3種類があり、作成するシートのサイズや試料の量によって使い分けています。
プラストミル
二軸の撹拌機で加熱しながら樹脂を混ぜる機械です。
この機械ではコンパウンドがゲル化する点を求めるゲル化試験やどれだけ樹脂が高温に耐えられるかを計る耐熱試験、ゲル化後の樹脂の粘着力を見る粘着試験等を行います。
どれも高温で樹脂が攪拌される条件で行われるため、ラボと工場の相関を取るために行われます。
押出し機
塩ビ成型機の一つで、コンパウンドを高温で熱しながらスクリューを用いて先の穴から樹脂を押し出すようにして形を作る機械です。
勝田化工には、二軸スクリューと一軸スクリューの押出し機があり、押出処方の安定剤の評価に使用します。
促進耐候試験機(アイスーパー)
樹脂を高温、高湿、強い紫外線にさらすことで塩ビ樹脂の自然劣化を促進させる機械です。
通常の100倍の速度で樹脂の劣化を促進させることができ、建材や農業用塩ビ製品の評価に使用されます。
ここまで紹介した試験機以外でもフローテスター、IR測定器、ガスクロマトグラフィーなど塩ビ樹脂の検討に必要な分析機器をそろえています。